さあ、五月になりました。 GW中に桜が咲くかな?と思わせる陽気が昨日まで続いて、日当たりのいい場所の桜はもう満開でした。 が、打って変わって、今日はまっすぐに立っていられないような強風でした。 明日は雨予報。 さてここで 「80パーセントの雨予報、あなたはどうしますか?」 といっても、御天気の話ではなく、これはあくまで比喩。 本当は遺伝のお話。 安藤寿康×養老孟司 対談集にて 専攻は教育心理学であるという安藤寿康さんのお話より抜粋 「〜明日80パーセント雨が降りますよというときに、80だから、おそらく多くの人は傘を持ってでる。 でも20パーセントは降らないかもしれないから傘は持たずに出ようということが堂々とできる社会になるのか それとも、80パーセントだからということでほとんど全員の人が傘を持つ社会になっていくのか。もし後者だとすると能力や性格が遺伝するということを言うのは凄く怖い気がしています。 たとえ80パーセントが遺伝で決まるとしても、残りの20パーセントの方に賭けて 『傘を持たないで出ても何とかなるさ』 ということが許される社会でないと、少なくとも遺伝であることを知るということに対する恐怖感を、人々はずっと持ち続けることになるでしょう。あるいは、知ってはいけない、そういう研究をやることは神の意思にそむくみたいないい方で規制されてしまうのではないでしょうか」 対談相手の養老孟司さんが突っ込んでるんですねここで。 「随分慎重にお考えになっていますね。私はもっと乱暴に考えます。80パーセント雨だといっても私みたいにどうせ忘れるから傘を持たない、今降っていても、もって行かない、という人だっているんです。「人間なんてだいたい遺伝で能力が決まってしまうんだ」というと受験戦争から解放される人だってずいぶん出てくるんですね。そうすると、自分はどんなところに行ったら役に立つだろうかということを本気になって探すのではないでしょうか。」 無駄な努力はせんでいい。 努力を愛するなら無駄じゃない。 雨降りの日に必要なものは傘だけじゃない。 明日は、雨。 |