
戦前、「われらのテナー」と親しまれた往年の名歌手藤原義江のCD全集を聞いている。 まさに全集。 童謡、民謡、唱歌、長唄、軍歌、オペラ曲なんでもござれのエンターテナー 物凄いレパートリーの広さです。 そして、独特の声。 CDの解説書を読んで、気付かされたのですが このひと、オペラの曲でもコブシ回しちゃうんですよ。 そして、声量がいまいちなんですね。 この声を「弱声のテナー」と評したそうです。 たしかに「弱」かもしれない。でも いわゆる「オッペラ〜〜」と聞いて思い出すあの押し付けがましい 「おっれの歌を聴け〜〜〜!!」な高圧感がない。 それでいて、正式な声楽訓練を受けた声は。ときに嫋々と、晴れやかに 一音一音流さない、あくまでもエレガントです。 こういう歌う方ではきっと昔も今も「レッスンでは先生から及第点を頂ける」タイプの歌い手ではないでしょう。 及第点よりかけがえの無い確かな個性がそして、大衆に支持された、と。 日本オペラ黎明期にこういう方がいたというのはほんとうに一つの奇跡ですねえ。 宝塚記念(阪神・G?芝2200M)大当たり! 展開まで当った会心の当たりでいた!! 画像は証拠な。 |