「チャールダーシュの女王」 80年代(85or86年)ウィーン・フォルクスオーパー東京公演 ウィーン・シュターツオーパー(ウィーン国立歌劇場)の引越し公演でも珍しいのに、フォルクスオーパー(民間歌劇)引越し公演はまた更に珍しい。 幻の名演。 カールマンのオペレッタです。 マイナーな演目です。 喜歌劇なら普通はシュトラウスの「こうもり」あたりを思い浮かべるのが普通。 日本人でこの演目を好き!という方はかなりなオペレッタ・オタクでしょう。 チャールダーシュ、とはハンガリーの民族音楽。スローからだんだんペースが速くなっていく特長あり。 踊る時も旋回多し。フォークロアン・ダンスとしてはブーツで踊るのが珍しいです。 全編軽快で覚えやすい旋律満載の喜歌劇。 時は二十世紀初頭。所はウィーン。貴族時代の終焉を感じる時代。 オルフェウム劇場の歌姫にして稀代のチャールダーシュ歌いの・シルヴァ・ヴァレスクはヴァイラース侯爵家の一人息子、エドウィンと思い思われる仲であるが、身分違いの恋ゆえに、まわりからゆるされている、とは言いがたい。 エドウィンはシルヴァと結婚の約束を両親で内密にして取り交わす。 侯爵夫妻は、息子の身を固めさせようと、幼馴染の貴族の娘、シュタージとエドウィンを勝手に婚約させようとしてしまう。 そこにエドウィンの幼馴染で悪友、シルヴァの崇拝者(うおう!ロマンッティックな響き!)である若きボニファチウス伯爵、ハンガリーの貴族でシルヴァの保護者で音楽的にも崇拝している、人生の先達ケレケシュ(通称フェリ・バーチ、このひとがメチャカッコイイ)、がからんできて・・・・というもちろんハッピーエンドなんですが。 昭和三十年代の少女漫画のロマンティック・コメディのような話なんですが、趣味のよい演出が作品全体を品のいい演目に仕立てています。 私はこれでオペラとオペレッタにはまりました。 CDはリリースされているも、DVDはリリース無し。 有料チャンネルのクラシック・チャンネルで思い出したように10年に一回くらい放映します。 聴き所はメイン・タイトル、ともいうべき「ヤイ・ママン」 ラスト近くになるとこれをみんなで歌いかつ踊ります 日本公演なんでフェリ・バーチ役のシャーンドル・メネットさんが日本語バージョンでも唄って踊って、受けていました^^ ゴンドラの唄か敦盛をハチャメチャに陽気にしたようないい曲なんですよ、これが!
ドイツ語です(ウムラウト記号は反映されないので泣く泣く略(T_T) ) Ganzes Dasein ist ein Schmarren,(生きてるうちは 頭を使え!) Freunderl sei geschent! Heute ubre funfzig Jahren(五十年経てば世代が変わる!) leben and’er Leut’! Dieses ganze Jammertal・・・(つらい浮世も・・・・) ist fur mich ein Nachtlokal!(俺にとっては夜の酒場!) Uberhaupt fahr’ ich in Himmel vorderhand・・・(まかり間違い天国に行っても・・・) ・・・und verkaufe’ wann gefallig mein Gewand!(死装束も売り飛ばせ!) Jaj Maman,Bruderherz,ich kauf’mir die Welt!(ヤイ・ママン、世界を買い占めろ!) Jaj Maman,was liegt mir am lumpigen Geld!(ヤイ・ママン 金なんか どうってことはない!) Wieβt du,wie lange noch der Giobus sich dreht,(地球だっていつまで廻り続けるか) ob es mormen nicht schon zu spat!(今日では遅い、たった今!) 人生こうありたいっすね。 |