無性に鮭の粕味噌漬け入りのおむすびが食べたくなった。 食べたくて食べたくてたまらなくなった。 おりしも 昼飯時 よし ピクニックだ♪ 早速ご飯を炊いて、鮭の味噌粕漬けを焼きにかかる。 焼けた鮭の皮ははっきり言って身より、んまい。 焼きたての鮭の皮と焼きたてのほっけの干物の骨の上の薄皮は奪い合う価値のあるご馳走だ なにせ、焼きたて時しか、食せない。 圧力釜でご飯はすぐ炊きあがる 炊き立てご飯でお結びを作る、なんと言う贅沢! そしてそれをぱりぱり音がする海苔でくるみこむ 美味しくて香ばしくて、たまらない が ピクニックには何か足りないじゃないか? ピクニックバスケット? ピクニックラグ? いやいや 魔法瓶に詰めたほうじ茶だろう。 早速こしらえたおむすびと入れたてのお茶をもって寝室の床に寝そべりながら、読書 外は零下1℃ おうちのなかで ピクニック・イン・マイ・ハウス お腹がくちくなると、眠くなる 一面の白から、極彩色の異世界が広がる ピクニック・イン・マイ・マインド 南国の海辺、とおくで、小さな女の子がおかあさんに民族舞踊を教わっているのがみえた 知っている子だ けれど、あちらは気が付かないのか、踊りに集中している どうやら、あのこはあまり筋がよくないらしい おかあさんが、しょっちゅう踊りを中断して、女の子の踊りを直している。 南国のあったかい空気の中で、極彩色の薄物のスカートと、スカートの裾をふちどる 装飾のピラピラチャラチャラした金属片がはにかむ笑顔のように、とおくで揺れて光っている 見上げれば、アカショウビンを大きくしたようなだいだい色の太いくちばしと、ターコイズブルーの羽毛を持った 鳥が、未熟な果実をつついて落としている 未熟な実が落ちると、ごん、と実の未熟さに不似合いな音を立てる。 だめだよ つついちゃ、 それはうちの杏の木なんだよ 「うちの」 と、思ったところで、夢から覚めた。 目覚めれば、昼過ぎもいいところ。 イン・ワンダーランド イン・・マイ・マインド ちょっとしたピクニックという言葉の魔法をかけられたような今日 でした |