拾遺


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...... 2008年08月04日 の日記 ......
■ 読書とか   [ NO. 2008080401-1 ]

読書

「チーム・バチスタの栄光」 海堂 尊(たける)著 宝島社

「このミス」大賞受賞作

映画化もしたベストセラー。映画化を機に読む

じつはあまり「ベストセラーだから読みたい」みたいなリビドーは私にはあまりない

むしろ全く無い

ベストセラーが嫌いなわけではなく、ほかの人が読んでくださるなら私が読まないでもいいやと

つい思ってしまうためベストセラーに手が伸ばさない癖があるだけだった。

医療ドラマは大好きな部類で旧くは「ベン・ケイシー」(旧すぎますか)

「Dr.刑事クインシー」あたりからこのジャンルのファンです^^

地方国立大学付属病院の心臓移植代替手術「バチスタ」の権威桐生医師とその手術チーム

人呼んで「チーム・バチスタ」は成功率六割といわれる難手術の成功連続記録を打ち立てている大学病院の花形チームに連続して手術失敗が起こる。

そこにアメリカ政府からアフリカの内戦中の小国からゲリラ少年兵の受け入れを要請されバチスタ手術の適応は必要だと診断される。

アメリカの援助を受けている国のテロリストであるためアメリカでのオペは難しい。

しかし少年兵が亡くなりでもしたら医療過誤であれなんであれ、国際的世論が黙ってはいないだろう。

という微妙で緊迫した状況の中チーム・バチスタの桐生医師が自発的にチームの内部監査を申し出る。

しかし本格的内部監査部が動けばチーム・バチスタは無期限活動停止を余儀なくされる。

そこで病院長高階は病院の窓際医師・不定愁訴外来・別名「愚痴外来」の医長田口に内部監査を依頼する。

学生時代高階に御情けで卒業させてもらった田口は電子カルテ導入をエサちらつかされに、いやいや貧乏くじを引き、調査を開始する・・・・・

医療過誤か、故意なる殺人か。
手術室という密室で何が行われているのか。

という読ませる導入部。

オペのシーンの行換えの緊迫感なんか、ちょっとすごかったです。

田口が個人的調査を終わらせ、自分には解決できそうに無い、とさっさと白旗を揚げたところにまたしても高階の要請を受け、厚生労働省のおちゃらけ役人白鳥が調査に参入。

人を見る目はそこそこある観察眼の確かさをひそかに自負してきた田口が調べた関係者の性格や素顔の印象が白鳥の調査によって変わったりひっくり返ったりしていく

ややもたつくがこの辺が中々痛快だった。

真犯人の動機付けがやや希薄なのとシメのもたつき以外は読ませる作品だった。

 

ただ、続編を作るにしても同病院で医療事故が多発する設定にして田口・白鳥コンビが毎度出動するという設定にするわけにもいかんのだろうなあ。

そんな医療事故ばっか起こしている病院、ヤダ。

 

 


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