
オリンピック鑑賞しながら読書 「パーティプランナー 一流セレブの集かた」 ローレン・ワインバーガー著 佐竹史子訳 早川書房 アマゾンの紹介によるとこんな感じの内容 内容(「BOOK」データベースより) 銀行の事務員として地味な毎日を送ってきたベット。彼氏はできないし、親友のペネロピは婚約しちゃうし、上司には嫌味を言われるし…そばにいてくれるのは愛犬のミリントンだけ。ヤケになって後先考えず仕事をやめたところへ、おじさんのコネが運良く働いて、なんとパーティを企画するPR会社に転職できた。この新しい仕事の最大のミッションは、なるべく派手なパーティを企画して一流のセレブをたくさん呼び、スポンサーの知名度を上げること。そのためには、毎晩あちこちのパーティに顔を出して、あの手この手で有名人とお近づきにならなければならない。友達になれればよし、恋人同士になれればもっとよし!?そのうちベットにも、プレイボーイで有名なイケメン弁護士が近づいてきて…『プラダを着た悪魔』でヒットを飛ばしたワイズバーガーが、今度はNYパーティ界を舞台に働く女性を描いた!ゴージャス感も感動もさらにパワーアップした、コミカルなラブ・ストーリー。 ヒロインに十年来の悪友がいるように十年来の同性の悪友とおしゃべりしているようなかんじの読書感であるが、個人的に、本書の魅力は多彩な人間関係と人との接し方の描写。 イイヒトで愛されているのは重々承知なのではあるがエコにのめりこむ部分にはどうにもついていけない両親、実の娘以上に愛してくれる、落ち込んでいるときにはちょっとご馳走をしてくれたりお洒落するのを喜んでくれたりしてくれるゲイのおじさん夫婦(夫夫?)、クソミソに言い合いながらもいけすかない彼氏と婚約したら彼氏の悪口は絶対言えないが友人の縁は切れたくないので最後の一線は守る十年来の親友、ハーレクインロマンス読書クラブのヲタク仲間、そして一癖ふた癖あるトレンドセッターの上司 と、微妙で多彩な人間関係、まるで剣先で打ち合う剣士さながらのそのやりとりの描写を見るだけでも読み応えあり。 基本楽天的ではあるがもうすぐ三十歳彼氏ナシ、落ち込んだりもするけれど元気なヒロインに引き込まれていくのは楽しい。 高級クラブで用心棒をしていた実はシェフ志望のイケメンで性格はいいがゲイじゃないニューヨークでは希少価値な男が彼氏確定してハッピーエンド、にならないのもいいところ。 だってこれからだもんねー でもこの彼氏とどうなろうとのろけたり愚痴ったりするために親友とはフェードアウトしないんだろうなー、うんうん、と気がつけば作品世界にひきこまれいているのだった。 それにしても改めてスピードスケートって地味な競技ですよね〜〜 それしかなかったとはいえ、小学生のころ真面目によくお稽古したなあ、と思う私。 |