「もう…あの娘ったらいったい誰に似たのかしらっ」
「本当に。奥様のお小さいころそっくりですわ」
「もう、市原さんったら、からかわないで頂戴。」
「この上は三代続けてお仕えしたいものでございます」
「…。(微笑)○○子、いい加減お父様とちゃんとお話なさい、あなたに無断で縁談をもってきたのは悪かったわ、でもね、お父様だって本当はあなたのことが可愛くて可愛くて仕様が無いのよ、いつまでも拗ねていないでお部屋から出てきて頂戴、さあ、開けますよ……きゃぁぁぁぁ」
むろん持ち込まれた縁談の男は実は帝王教育の一環で高校に通学することになったちょっと気になる転校生のアイツだったりします^^ |