拾遺


[PREV] [NEXT]
...... 2011年12月02日 の日記 ......
■ 疾りだす、今 、底力   [ NO. 2011120201-1 ]

 

 

 

本日は、このような状況の中、ここKスタ宮城に足を運んでいただき、またテレビ、ラジオを通じてご覧いただき、誠にありがとうございます。球場に来るのが簡単ではなかった方、来たくても来られなかった方も大勢いらっしゃったかと思います。

地震が起こった時、僕たちは兵庫県にいました。遠方の地で家族ともなかなか連絡が取れず、不安な気持ちを抱いたまま全国各地を転戦していました。報道を通じ、被害状況が明らかになっていくにつれて、僕たちもどんどん暗くなっていきました。その時のことを考えると、今日、ここKスタ宮城で試合を開催できたことが信じられません。

震災後、選手みんなで「自分たちには何ができるのか?」「自分たちは何をすべきか?」を議論し、考え抜き、東北の地に戻れる日を待ち続けました。

そして開幕5日前、選手みんなで初めて仙台に戻ってきました。変わり果てたこの東北の地を、目と心にしっかりと刻み、「遅れて申し訳ない」という気持ちで避難所を訪問したところ、みなさんから「おかえりなさい」「私たちも負けないから頑張ってね」と声を掛けていただき、涙を流しました。

その時に僕たちは何のために闘うのか、ハッキリしました。
この1カ月半で分かったことがあります。それは、「誰かのために闘う人間は強い」ということです。

東北の皆さん、絶対に乗り越えましょう、この時を。
絶対に勝ち抜きましょう、この時を。
今、この時を乗り越えた向こう側には、強くなった自分と明るい未来が待っているはずです。
絶対に見せましょう、東北の底力を!
本日はどうもありがとうございました。

 

 

師走ですね

 

こんなことやあんなことがありましたが

 

 

私はげんきです 

 

 

 

 

って

 

 

 

キキじゃあるまいし

 

 

 

今年は底力の年でした

 

 

今、そう思います

 

 

今年は底力を出し切ってやりきる年でした

 

振り切ろうとか振り抜けようとかは思っていません

 

 

 

 

ただ

 

 

今を思いっきり

 

 

 

あと29日そう思って走り抜けておこうと思います

 

 

 

 

 

楽天の嶋選手に 我的MVPを

 

 

感謝を込めて

 

 

 

 

 

ハムの選手じゃないのが残念なくらいに好き!

 

 

↓は

 

オールスターの時のスピーチ

 

 

こっちも感動しました

 

 

あの大震災からたったの1か月半でここKスタ宮城で試合ができたこと、
そして今日ここでマツダ・オールスターゲームを開催できたこと、
あらためて「ヒトの力」はスゴイ!と感じました。

いろいろな方々のご協力、思いがあって、
本日、ここ仙台、東北の地でオールスターを開催することができました。
被災地への支援をしていただいた日本中、そして世界中の方々、
本当にありがとうございます。
東北を代表して御礼を申し上げます。

3月11日、信じられない大災害が起こり、正直野球どころではないと思いました。
今、仙台の市街地には元の生活、日常が、徐々に戻ってきましたが、
まだまだ復興には時間がかかります。

スタンドの高いところにいらっしゃる方、バックスクリーン後方、海の方をご覧下さい。
ここからわずか数キロしか離れていない沿岸部では、まだまだ助けを必要としている方々が多くいます。

先日、遠征へ行くために、仙台空港へ向かう途中、青々とした光景が見えました。
4月7日に僕たちが初めて仙台に戻ってきた時に比べると、一見明るい景色に見えましたが、
よく見るとそれは田んぼや畑に無造作に広がっている雑草でした。
それが意味する事を考えると、やり切れない気持ちになりました…。

しかし、生かされている僕たちは前を向いて、自分の人生を切り拓いていく使命があります。

「ヒトの力」はこんなものではないはずです。

僕たち野球選手の使命は、野球の魅力や、そこから生まれるドラマを通じて、
「ヒトの生きる力」に貢献することだと思います。

ここKスタ宮城の開幕戦で、僕は「誰かのために闘える人間は強い!」と言いました。
ここにいる選手たちは皆、「誰か」のために闘っています。
日本中に感動していただけるようなプレー、
そしてプレーしている僕たちも感動できるような戦いを後半戦繰り広げていきます。

一緒に感動を分かちあい、熱くなり、「ヒトの力」を信じて、
明日からまた一緒に前を向いて歩いていきましょう。

きっと、「できるはず」です。

本日は存分にこの「マツダ・オールスターゲーム2011」を楽しんでいってください

こんなふうな思いでこのイルミネーションを飾ってくださった方がいたのです、 きっと


 

 

 

 

 

 

 



 

 

 


...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: