BSにて映画「ミスター・ルーキー」鑑賞。 何度か観たけどやはり面白く観賞。エンタメとして脚本も面白いが長島一茂がパートタイムで阪神タイガースの覆面ピッチャーというキャスティングの妙味! 本当にプロだったアスリートの筋肉のつき方は、それだけで観る価値あり。 裏話によると、ホームランのシ−ンは実際ホームランを打つまでテイク撮り直したそうです。 現実に生身の人間ができることを、可能な限り再現することでドラマにリアリティが生まれています。 劇中、元高校球児で肩を壊して現サラリーマンである主人公の妻を好演している鶴田真由の台詞。 「あたしのはただの夢。あなたのは叶ったじゃないの!すぐそこにあるのに手を伸ばさないなんて!」 みたいな事を言って投手として調子が悪く、負けが込んでいて覆面パートタイマーを止めて 100パーセントサラリーマンに戻ろうとする夫にはっぱをかける。 生活感のない女優・鶴田真由が言うから、この台詞がいいんですね。 語る「夢」に手垢がついていない感じで。 読書
「俳優になりたいあなたへ」鴻上尚史著 ちくまプリマー新書 誰もが一度は憧れる演技者♪ なかなか実情はシビアです。 この本によると 「日本芸能実演家団体協議会という組織の2005年調べでは現代演劇の俳優の一年間の平均収入が、100万未満の人の割合が13.9%、100〜200万が26.3パーセント、200〜300万未満が20.5パーセント300〜400が13.9パーセント。これで全体の74.6パーセント。この調査の平均年齢は48.09歳」 だそうです。俳優で食べていくのは大変。 なので、この業界ではいいバイト(役が付けばすぐ休むことができ、役がなきゃ明日にでも入れて、嫌な顔をされない)があることを「バイト運がいい」というそうです。 ドラマなんかででてくる元演劇青年のオジサンが経営している喫茶店のお運びさん、みたいな? (北島マヤはバイト運がないのか。マヤ、ほんとうに恐ろしい子。) それでも鴻上氏曰く 「才能とは夢を見続ける力」
夢を見続ける力は自分という飛行機が飛ぶための「燃料」。 身体 は「シャーシ」。 感情は「エンジンのイグニッション」、かもしれません。 偶然みた映画と本の内容が快くシンクロした日でした。
|