F・ゼフィレッリの映画ロミオとジュリエットの歌「What is a youth」 字幕で和訳されていない部分が知りたくなって久しぶりに英語の辞書を引いた。 (ラヴソングなのは知っていたし、大方意味は知っていたつもりだったので、いままでそんな殊勝な気を起こさなかった。) Some then think only to marry Others will tease and tarry Mine is the very best parry
Cupid he rules us all Caper the caper,sing me the song
Death will come soon to hush us along Sweeter than honey and bitter as gall
Love is a pastime that never will pall Sweeter than honey and bitter as gall
Cupid he rules us all 恋の結末は苦さと涙に 恋の思いに身を任せしも 恋の神はただ戯れに唄うのみ 死の足音ただ 蜜より甘く 悔いより苦く 愛失われることなく 蜜より甘く 悔いより苦く 恋の神ただ おわす 世 みたいな? あってんのか? 本 「翻訳夜話」 村上春樹・柴田元幸 著 文春新書 読了 プロの翻訳者を相手にしたワークショップを一冊の本にまとめた本。 ワークショップの出席者の顔ぶれの中に以前クリスタルさんに教えていただいた岸本佐知子さんの名前もみえました。 文中 「Living well is the best revenge」 直訳すれば “優雅に生きることは最良の復讐である” (要するに復讐したい相手を 殴る蹴る、金銭的、社会的に陥れる ということが可能でもそれを全て無視して復讐相手も、復讐すらをも、シカトする ということが相手にとっての最高の復讐なのである というほどの意) を “金持ち喧嘩せず” と意味は通るものの飛躍した訳にしては実も蓋もなくなるので 身も蓋もある翻訳をしようよ という趣旨の対談の内容に唸る。 ナルホド。 が 最も頷いた文中の箇所 “文章はグルーブでなくてはならない” もっとうなずいた箇所 “下手な文章を読んではならない” 何が下手かは置くとして 「アルカサル−王城 十三巻」 青池保子著 秋田書店 堂々、というにはなんとかといったほうがいい完結。 掲載誌でよんだもののコミックス化を機に再読。 主人公ドン・ペドロが王陰謀による急死。史実だからシカタガナイ。 主人公不在、でそれ以前の漫画的手法で描き続けることはでの完結は不可能、と判断した著者は主人公の死以後 ドン・ペドロの第二王女にして第一王位継承者コンスタンシアのフランスを経てイギリスに渡り、ランカスター公と政略結婚、父王を謀殺してカスティリア王位簒奪者になった父王の異母兄弟エンリケを政略的に追い詰め、エンリケの孫と自分の娘を政略結婚させ、ついには自分の家系をふたたびカスティリア王家に返り咲かせ、それは現代のスペイン王家、アストゥリアス公までの血統の基を築く・・・・ を、ひたすら年代記調に描くことで、しのいでいる。 著者のコメント 「30代は悲劇に浸っておればよかった 50代はそれでは満足しない」 マンガよりもマンガの作者の方が成熟してしまったので、20年前と同じ手法では描けなくなった ということらしいのだが、やはりファンとしては以前の手法で書き続けて完結して欲しかった。 が 著者のコメント 「エロイカもあるし このままのペースで描いては 老婆になっても終わるまい」 とのこと。 描き手のモチベーションが下がっていないのは、なにより というべきなのであろう。 アニメ 「地球へ・・・」完結 ついた埃も落ちきったふるい原作をわざわざ引っ張ってきたので “古い皮袋に新しい酒を” 入れるほどの大胆な原作翻案を期待していたのですが。 前作「あやかしあやし」の前倒しで見切り発車を強いられた 、としてもシリーズ構成、脚本が貧弱すぎた。 他の竹宮マンガキャラを出してみたり原作へのオマージュを強烈に感じるだけに、監督の意向が作品に反映されてなさ過ぎるのが痛い。 絵的にレイアウトなんか取れなくてももう、いいから、せめて美形キャラアップだけでも綺麗に描いてくれよう、と思っていたのだが最終回までカットごとに絵が違う、というところが目も当てられなかった。 結城キャラになる14歳ソルジャー・ブルー(結城さんがわざわざ原画を描いていた)が動いてアニメになったことだけが今回唯一のこのアニメの我的収穫だったかも。 「精霊の守り人」 「天元突破グレンラガン」 泣いても笑ってもあと一話!!! 両作、ともに軟着陸、もしくは痛快な胴体着陸を期待!! |