拾遺


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...... 2007年11月07日 の日記 ......
■ 読書   [ NO. 2007110701-1 ]

「災いの古書」ジョン・ダニング著 ハヤカワ書房

 

古本探偵クリフ・ジェーンウェイ シリーズ第四弾

 

クリフの恋人エリンの女友達ローラが夫殺害の容疑のかどで逮捕される。

ローラは「私が殺した」とのみしか言わず、目撃者は養子の長男のみ。

フリフとエリン、今回舞台になる地元コロラドの老弁護士パーリーが早速調査を開始する。

殺人事件の陰に貴重なサイン本の古書の存在が浮かび上がる・・・

 

つうても

 

クリフがいるから古本があるのか

古本があるからクリフが出張ってくるのか

 

名探偵と死体の関係のようです。

 

やや古本と殺人事件との関係にこじつけ感を感じるものの

古本ウンチク以外にも優れた描写力で読ませる箇所多々あり。

 

雪吹きすさぶコロラドの野中の一軒家、夜

孫の少年に虐待を加える祖父。

少年を助け出すクリフ。

老人への脅し文句のあと孫にホットチョコレートを飲ませてやれ

と言い、俺の言葉を忘れるな、と言う

そして内心付け加える

 

“夜は千の目を持つ。だからそういってやった”

 

簡潔で、スゴコワイ。

 

 

もう一つ

 

「判事は彼の国の王様だ。

王座に座り、人々に深刻な影響を与え、彼らの人生を変えてしまう決定をくだす。

優れた判事のくだす判決は、適法であることはもちろん、良心と人間性に根ざしたものでもある。

優秀とはいいがたい判事は、彼の王国を傲慢と自らのエゴに加えて、偏狭で、好戦的、最悪の場合

無知である」

 

いや、コロラドだけじゃないから。クリフ。

 

スティーブンソンのサインは二束三文、スタインベックのサインは価値あり、に一へえ。 

 

巻末に続巻紹介が。来年の七月あたりにまた出版かな?

続巻にも期待したい。

 

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