
南区のとっぱずれにある森の中の美術館「芸術の森美術館」に行ってきました。 特別展示「ジブリの絵職人 男鹿和男展」を見物に。 要するに男鹿さんが描いたアニメの背景画とストーリーボードをジブリ作品を中心に展示公開している催し物です。 ジブリアニメ、キライじゃないです。 むしろ好きな部類ですが。 ただ。「国民的アニメ」といわれてジブリアニメを「面白くねー」とか言ったり批評とかしようもんなら非国民扱いされかねないまわりの風潮が激しくイヤ。 名作もあれば佳作もあり駄作もある、と思うんですが、ふつうに。 男鹿さんの主な経歴としては1951年、秋田生まれ。 籍を置いた小林プロを経てジブリに在籍、1995年ジブリ退社、フリーに。 という経歴だけあって 失礼ながらレイアウトがイマイチ(小林プロではレイアウトの鬼といわれた小林七郎さんが、ジブリでは宮崎駿さんがいるので職人職なし状態になるのかもしれません^^) 展示をの鑑賞は子供中心の親子連れ多々。 二歳程度の子供を抱っこしいて幼児に絵を見せているヤンママヤンパパ多々。 あの年齢で解かるかどうかは理解を超えたところですが、なにかエモーショナルな感動を幼い心が感じ取らないとは言えません。 展示作品が展示作品だけあって、アニメの話題であっちこっちで話題に花が咲くのが嬉しいところです。 普通美術館の美術鑑賞といえば粛々と作品鑑賞するものですが、みんな一度は観たアニメの背景(一部人物セルつき)をみると、「あー、これ、〇〇のシーンの絵だ〜〜」 と、感動が甦りつつ話題も盛り上がります。 個人的にはトトロのストーリーボードで草壁家の間取りがあったのが嬉しかったです。 長年の疑問が氷解。 やはり風呂場と台所は近接していた 田舎にあったじーちゃんの家と間取りが激似^^ 洋間があるかないか、二階があるかないかの違いくらいで。 「カムイの剣」の背景で大体どのシーンかわかってしまい、 「あ、これクライマックス間近の回想シーンの絵」 とか 「幻魔大戦」のセルつき背景で 「ルナ姫の隣のサイボーグ、なんつったけ」 「江守徹」 「ちーがーうー」 などと話題がディープになっていってもとがめだてされない会場は心地よいものです。 展示の最後に一枚の風景画を書く工程、都合二日、作業時間正味11時間を22分に凝縮したVTRを鑑賞。 描いてるところを見たからって描ける様になるわけじゃないんだけどね。 ジブリを退社されてからもジブリ作品に参加されていますが、画集や個人の色が出たイラストは物凄く枯れたタッチの絵を描かれます。 60歳にならない現役の絵師にしてはえらく絵が枯れています。 ジブリの仕事はかなりテンションが高くないとできない仕事なのかもしれんなーだから現場を離れると絵が薄味になるのかもーとか憶測。 |