
屋内の配管業者さんの出入りに際して部屋の隅に飾っていたこまこまとしたものを一部片付けた。 石で作った兎やら亀やら、瀬戸物の猫やら可愛らしいものではあったが、きれいにディスプレイするのはなかなか大変で、正直かぶった埃が目立つのもなにやら汚らしげなので、収納して手の中で包めるほどの小さな動物たちには新聞紙に包まれてもらう事にして、一時休んでもらうことにしよう、と思ったわけだ。 だがしかし、仕舞う段になっていちいち手にとって眺めると買ったときの思い出や頂いた時の思い出が甦り、いとおしさが増して仕舞い込んでしまうのが可哀想になりそうになった。 こころを鬼にしてさあ、片付けなけりゃ、とおもいながらえこ贔屓して手元に二つほど取っておいて残した。 一角獣はメタルフィギアを着色したもの。地金はメタリックシルバーだった。 ダンナと結婚する前に購入して、着色してもらった。角が銀色で黒毛、は当時マイブームだった漫画に登場した動物キャラにちなんで。 亀は学生の時、秋芳洞の入り口で購入。 多分似たような御土産物は今でも秋芳洞前じゃ無くても売られているだろうが、手に入れた頃はまたとなくきれいなたからもののように思えたものだった。 (ダンナ曰く「何か御用はありませんか」という顔をして並んで売られている だそうだ なんでこっちが文章を書かないのだろう) 手回り品にして、リビング兼ダイニングのテーブルの上においで願って今は読書用の文鎮にしている。 使ってみると大きさといい重さといいもってこいなのだった。 まったくもって「何か御用が」あったわけだ。 物は大事に。 読んでいる本は「眠狂四郎殺法帖」 |