アニメ感想 「リストランテ・パラディーゾ」 フジの「第二ノイタミナ」ともいうべき「NOISE」枠で放送した深夜の大きなお姉さんの癒し番組。 ボトムズの頃絵コンテを切っていた加瀬充子さんの監督作品だったので気になり、とりあえず最終回まで視聴。 マンガ原作は一巻のみ立ち読み 原作もそうだがアニメも人情ドラマとしてのシナリオと設定の練りこみが甘い。 イマドキはグダグダした作品は売れないからなんだろうか。 演出もコンテの切れも浅い。 好きなオトコがバツイチ女が嫌いだから、と三歳程度の娘のニコレッタを祖母に預けて育児放棄して娘の存在をひた隠しにして再婚。 そこまでならまだ解るとして、ハタチまでほっといた実の娘のニコレッタに対して母親のオルガはあっけらかんとしすぎ、良心の呵責のなさ過ぎるのが奇妙。 もしくはあったとしても(実はあった、というシナリオではあるが)通り一遍に描きすぎ。 こういう風に育てられたとしたらかなりトラウマになるか、母親憎しで育つかしそうなもんなのに、ニコレッタの母への確執もさっぱりしすぎ。 設定はドロドロなのに妙に人も感情をこざっぱり描きすぎで、その落差が奇妙。 オルガもニコレッタもついでに作者も視聴者も草食系メガネ美老人に癒されたいだけなんじゃないのか? 癒された視聴者がいるんならそれはそれで何よりですが。 私は不消化なドラマにいらついていました。 単にオシャレな画像を作りたいだけなら昔の「ハートカクテル」みたいに五分枠(実質三分)でほとんど動かないけれど、スタイリッシュで綺麗な絵と音楽と洒落た一話完結の話を原作タッチの絵でやればいいのに、と思った。 それじゃ映像ソフトが売れないか? OP・EDの「マリーゴールド」「ステキな果実」歌はいい。 音楽もいい。 レンタルでサントラCDが出たら借りてもいいな。 |