拾遺


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...... 2009年11月16日 の日記 ......
■ 読書   [ NO. 2009111602-1 ]

 

「妙なる技の乙女たち」 小川一水 ポプラ社

 

帯の紹介によるとSF作家小川一水の新境地。

この作者の本は初読なので楽しみに読む。

 

時は2050年、軌道エレベーターのある東南アジアの海上都市、リンガ。

そこで働くさまざまな「働く女性」を主人公にしたオムニバスストーリー。

 

主人公たちは軌道エレベーターのために集まってきた人の子供を預かる保母さん、海上都市の海上艇のスキッパー、宇宙服の駆け出しデザイナー、と別に軍人でなくても宇宙飛行士でなくても宇宙のために携わる人のお話は創れるというこのネタの鮮度のよさと切り込み具合の爽快さが嬉しい。

主人公に女性を据えたことで、時に少年のように颯爽とした主人公たちが活写され、昔懐かしの少年冒険小説を読んでいるかのようで、読んでいて心地よい。

おっさんでも青年でもいいんだけどねえ、やっぱここは「乙女」でしょう。

絵になるもんねえ。

SFは絵だねえ、という言葉もありますですし。

 

続巻熱望。

 


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