
「夢の覗き箱―種村季弘の洋画劇場」 種村季弘 潮出出版 種村美学による名作映画ぶった切り。 こういうものの見方があったか、と思うだに著者の感想が痛快。 「カッコーの巣の上で」を“優等生”といわれれば確かにアカデミ−賞受け線を狙った作品といえないことも無い。 ルイス・ブニュエルの「昼顔」の激賞の嵐には思わずニヤつく。 高校生のころ土曜のお昼のTVの再放送枠で大人がいないときを見計らってドキドキしながらみてまさかのラストに、これならウィーク〇ンダー(笑)のほうがハアハア するじゃんかー衝撃度が高いじゃんかーと拍子抜けしたことを思い出したり、後年、遺作になった「欲望のあいまいな対象」をみてこの監督はイマドキ風に表現するならシュチュエーション萌えなんだなあ、と思ったりしたことを思い出しました。 |