
三日目。 洞爺近郊の伊達に行ってまいりました。 近郊の手打ち蕎麦の店によって腹ごしらえして GO が しかし なんで伊達 全て パーティーのリーダー(別名御姑さん)の御心のままに ここの「宮尾登美子文学 記念館」 に行ってまいりました。 御姑さんは大のファンだそうでございます。 そこに御姑さんの御姉さま(別名Nおばさん)が ど きっぱり。
「あたし、この人の小説って好きじゃないのよねえ〜〜」
あうう さすが、耳も遠い上に パーティー最年長者。 耳に入れたくないことは聞き流し、言いたい事だけを言う。 お年寄りの特権でございます。 私と、御姑さん、Nおばさんと三人で入館。 夫とよっちゃんは 「遠慮する」 だそうです。 で、件の「宮尾登美子文学 記念館」
が、何で伊達市にあるのかというと 平家物語(あのタッキー主演の「義経」)の執筆に当って、暑くなく寒くなく、煩わしい雑音から逃れるために、執筆の為の家を建てる候補地を探していたところ、挿絵作家の方に伊達を薦められたのだそうです。 伊達はかつて結核治療のサナトリウムがあったほどの気候温暖な土地。 という経緯で、ご当地が宮尾センセエの御眼鏡にかなったようです。よきかな よきかな。
が ねえ。
宮尾作品はそれなりに読みました。(「蔵」よかったなあ。国営放送版の 松たか子が) が ねえ。
宮尾作品を読むと、なんかこうドロドロネチネチした女精神宇宙の暗部を見せ付けられてるような気分になって、一読して 「もう結構」 という気分になるんですよ。 御姑さんとその御姉さまが館長の名調子を拝聴している間に、別棟の畳の間に陳列されていた宮尾センセーの御着物を見物。 なるほど、宮尾センセーの御着物です。 コンサバでスタンダードで上等でお綺麗。 まるで文句の付けようの無い正論に、女らしさと貞淑さ めいたセンセーの常識なるもの をマグネットコーティングしたようです。 模範解答のような言葉以外がこの方の口から吐かれる事があるんでしょうか? 文は人なり と申します。 本を読むにつけ、御着物を拝見するにつけ、わたくしは、中学時代の家庭科の年配年配女教師にねちねちいびられているような心持がいたしました。 センセエご本人がわたくしの目の前にいなかったのがせめてもの僥倖というものでございましょう。 だれしも気の合わない方とガチになりたくないものでございます。 概ね館長さんのお話を聞き終えたところで、おば様方の団体が来館。 これをしをに、わたくしたちもここを後にいたしました。 やはりおば様ばかりの団体に そういえば宮尾作品のファンの男性って聞いたことねえよな となにげに思っていたところ 夫曰く 「おば様集団来館を後に、見送るおじ様方の集団が館外に群れなして所在無げにしていた」 そうでございます
だよなあ
さまで美人でもない気難しい年増と遭いたいという物好きな男はそうはおるまいなあ
と 一人納得するわたくしでした。 以下次号 見てくださいっ |