拾遺


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...... 2007年08月29日 の日記 ......
■ 映画「キャプテン」観てきました   [ NO. 2007082901-1 ]

原作は、ちばあきおさん。35年前の野球マンガの名作。今でも名作。(トリトンと同じ35年前!)

この作品がすき、という方とは私はその場で友人になれるような気さえします。

 

所謂スポ根系ではない野球マンガの出で始めの祖(おや)。このマンガがなかったら、ひぐちアサの

「おおきく振りかぶって」はありえなかったかもしれない。

 

〜主人公、谷口タカオくんは転校先墨谷二中で、以前野球名門校青葉学園に通っていたことから、実力に見合わないキャプテンにされてしまう。まわりの先入観→過大評価→落胆のなか、谷口くんは、キャプテンに相応しい自分になる為の、秘密の特訓を始める・・・・・

努力が必ずしも実を結ぶわけじゃない。

でも、努力して、今までできなかったことがひつでもできるようになれば、努力が好きになる。

努力した野球は、もっともっと好きになる。

そして谷口くんの心についぞ芽生えることのなかった「勝利への執念」が生まれえる・・・・〜

 

と、今回はマンガ全体の中のいわば「谷口くん」編だけに的を絞った構成になっている。

主役の谷口くんを演じる布施紀行くんは「実際に野球ができる」少年、という条件で3000人のオーディションから選ばれた、演技は全くのど素人。

キャストの台詞棒読みがかなり痛いし、練りこんで無いシナリオ、アングルのよくなさいカメラ、作品の欠点として言いたいことは山のようにあるが、実際にプレイする球児たちの白熱の臨場感で、はっきりいってそんなことはどうでもよくなる。

 

(ついでに、大工である谷口くんの父ちゃんが、大きな家の施工を任されるが、土台も作らずにいきなり柱を立てたり、プレカットしていない建材をいきなり現場に持ち込んだり、設計図では三角だった屋根がなぜか落成したときはまっ平らだったりするするが そこはつっこまないで流す)

 

主人公布施くんの印象がまた、佇まいが既に谷口くん、というのが凄い。

よくこの子を見つけてきたなあ、と感心した。

列の真ん中や、カメラのフレームの真ん中に照れて入りたがらない、だからいつもみんなが彼を前に押し出す。

人一倍努力家のくせに照れ屋。

そんな、男の子、谷口くん。

 

あと十年早く結婚して、男の子こさえて、キャプ翼なんか読ませないで、野球やらせていれば、私も谷口くんみたいな息子がもてたかなあ、と妄想したりもするんですが。

いやいや。

とんびが鷹を産まない様に、「あの」谷口くんを影に日向にやさしく、ときに厳しく支える谷口くんの父ちゃんと母ちゃんからでなければ、谷口くんは生まれないよなあ、とかすかにため息を漏らす私でした。

 

この映画に寄せられた、ちばてつやさん(原作者ちばあきおさんの御兄さん。「あしたのジョー」でおなじみですね)のコメントに胸を衝かれた。

 

「あきおが短い人生で命を削って描いたマンガ。兄のボクが言うのも変だけどやさしい温かい心になれる不思議な絵です」

 

わたし、もうちばあきおさんの歳をとうに通り越してしまいましたよ;;!

 

ついでに映画館で映画のチラシや上映予定ポスターを見物。

9/1公開のエヴァは、悪友Yと“レディスデイにゆこう”と約束したので、今から少し楽しみ。

だったんだが。

映画の予告映像を見て、なんとなく興味半減した。完全新作カット、という話だが、もはや絵にあの、数年前のパッションがない。丁寧な「御仕事」という印象を受けた。

 

秋口に上映するというピーター・オトゥール主演の新作映画がなにげに楽しみかも♪

...... 返信 ......
■Re:映画「キャプテン」観てきました   [ NO. 2007082901-2 ]
みょうくさん、こんばんは。
「キャプテン」のTVアニメシリーズは、ア*マックスで放送されていたので、時々目に入り、大体の内容は分かっていましたが、じっくりとは見ていませんでした。
(このあたりで、すでに友人失格でしょうか。)
原作者がちばあきおさんであることも、1972年に月刊少年ジ*ンプで連載が始まったことも、TVアニメシリーズの最初の放映が1983年であることも知りませんでした。

私は食わず嫌いの傾向があって、よっぽど食指が動かないと、見たり読んだりしないようなところがみられます。
同じスポーツもののアニメでも、「ドカベン」や「タッチ」や「スラムダンク」などはよく見たのですが・・・。

体調不良に陥ってからは、外出自体が困難で(仕事の時は、自分を無理やり引きずり出す感じです)、映画館に足を運んだのは6年前の「ハンニバル」を観た時が最後でした。
残念なことに、映画一本を見通す体力・気力が今の私にはないようです。
もっとも、誰かに無理やり映画館に連れて行かれて、座席に縛り付けられて、銃でも突き付けられれば話は別ですが。

それでも、「弱小チームが巻き起こす、奇跡の逆転ホームラン!」といったキャッチコピーを見ると、なんだか昔の「がんばれベアーズ」を思い出して、親しみがわきます。
あの映画も、チームのメンバーはほとんどがオーディションで選ばれた素人でした。
努力したことが報われる、努力したことで人が成長するというのは、見ていて気持ちの良いものです。
DVD化されれば、私も観ることができるでしょう。

昔、2本立ての映画を観に行って、本命よりも別の方が面白かったり(「スウォーム」vs「燃えよドラゴン」とか「幻魔大戦」vs「バンデットQ」)、あまり期待せずに観た映画が思いがけず佳作だったり(「ネイティブ・ハート」など)したことがたまにあります。
食わず嫌いは少しづつでも直していかないといけませんね。
これもかなりの努力が必要です。

エヴァはハズレでしょうか。
ピーター・オトゥール主演の映画ってどんなのでしょう。松山には来るのかなあ。
最近は、横になっていてもTVで映画一本見通すのがきついので、30分のアニメや45ー50分のドラマにはしりがちです。

9月になると少し仕事が増えるので、体力をつけなくては。原稿描きもあるし。
何やらこれもひとつの努力、というか戦いのように思えてきました。
みょうくさんは、いつもお元気なみょうくさんでいてくださいね。
それでは、また。


クリスタル 2007/08/29 18:19:44 
■空元気も元気のうち   [ NO. 2007082901-3 ]
こんばんは、クリスタルさん
「がんばれベアーズ」懐かしいですね。
作中、カルメン組曲を多用したBGM、子供達の努力もさりながら、やる気をなくした駄目大人の監督のバターメイカーさんが少しづつ自分の人生にやる気と元気を取り戻していく、というストーリー展開が心地よい、子供向けを狙っていながら、けして観手を舐めたつくりになってない佳作でした^^

思わず観た映画が儲けもの、というのは昔はよくありました。二本立て、三本立て、の時代ですね。
バンデットQは、儲けもんでしたね、たしかに♪

観てハズレもあり、当りもあり。
当りクジはどこに潜んでいるか分らない。
特に「話題作」はとんと観ないので、尚更。
でも、私思うに、十年後でも二十年後でも、そのとき、その作品にめぐり合えたら、それが自分にとっての作品に対する旬、かなあ、とか。
私の好きな映画「雨に唄えば」も「イースター・パレード」も「お熱いのがお好き」も私が生まれる前の作品ですから^^

体調不良は御気の毒です。
養生と治療で、安らわれんことを。せつにせつに希います。(クリスタルさんの健康をaanterekkken!)
わたしも体調不良がしだり尾のながながしごとく細く長く続いていますが、リハビリと投薬の効果か、少しづつ復調しつつあります。
上がらなかった右腕が、今は上がって、動いて、今は家事までできるようになるまで復調しました。(これで絵が描ければ申し分ないですがね(;^_^A)

噂によると松山は邦画ロケが非常に多い土地だとか。
ミニシアターならではの映画上映なんかが盛んなんでは?と思わず羨ましくなってしまいます。

エヴァは外れだとは思いません。
が、私にとって昔日ののパッションをもう感じない ただそれだけのことです。
エヴァファンの友人と観に行けば、また感想も変わるかも知れません。
観た時の条件で感想が変わるのはエンタメのなせる業かもしれませんよ。

これから寒くなって忙しくなるシーズンですね。
私も仕事が入るかもしれません。
御互い口笛を吹くように、心配事なんか吹っ飛ばしてゆきたいですね♪

「空元気も元気のうち」BY後藤警部補(機動警察パトレイバー)

人様に振りまくほど元気、でもありませんが、まあなんとかやっています。

一緒に、楽しく、おきらくに、あの向こう岸に泳いでゆきましょうよ。
みょうく 2007/08/29 23:18:15 

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